2026年8月14日のAIニュース 対面の会議もGeminiが記録
今日の注目は、Google Meetの自動メモが対面の会議でも使えるようになったことです。会議が終わると、要約とアクションアイテムと全文の文字起こしが1つのGoogleドキュメントにまとまり、Googleドライブに保存されます。対面の打ち合わせの記録が、そのままノートブックの材料になります。ほかに、スプレッドシートが対話型のミニアプリになる機能、MicrosoftによるCopilotアプリの統合と一部機能の終了、新しい旗艦モデルGrok 4.6の公開、Pixel 11シリーズの発表の4件を取り上げます。
今日は、Googleが会議の記録の範囲を広げた日です。
これまでオンラインの会議でしか使えなかったGoogle Meetの自動メモが、対面の会議でも使えるようになりました。
ほかに、スプレッドシートが対話型のミニアプリになる機能、MicrosoftによるCopilotアプリの統合と一部機能の終了、新しい旗艦モデルGrok 4.6の公開、そしてPixel 11シリーズの発表を取り上げます。
今日の注目 対面の会議もGoogle Meetが記録できるようになりました
Googleは8月13日、Google Meetの自動メモ機能「Take notes with me」を対面の会議でも使えるようにしたと発表しました。
Google Workspace Updatesの公式ブログに掲載された告知です。
使い方は、Google Meetのホーム画面でメモを取るためのボタンを押すだけで、そこから先の記録はGeminiが担当します。
会議が終わると、構成されたメモの要約と、アクションアイテムと、全文の文字起こしが1つのGoogleドキュメントにまとめられます。
そのドキュメントはGoogleドライブに保存され、リンクがメールで届きます。
対象は、Business StandardとPlus、Enterprise StandardとPlus、Frontline Plus、個人向けのGoogle AI ProとUltra、教育向けのGoogle AI Pro for Educationです。
提供の開始日は利用する環境によって分かれており、Androidは8月11日から、Webは8月14日以降、iOSは8月31日以降に順次広がります。
管理者向けの制御は、既存のGoogle Meetのメモの設定がそのまま使われます。
NotebookLM(現Gemini Notebook)を仕事で使っている方にとっての意味は、材料の入手先が1つ増えたことです。
これまで対面の打ち合わせを記録に残すには、自分で録音してから文字起こしをする手間がありました。
今後は会議が終わった時点で、文字起こし付きのGoogleドキュメントがドライブに置かれます。
Gemini NotebookはGoogleドライブのドキュメントをソースとして選べます。
つまり、対面の会議の記録を、そのままノートブックの材料にできます。
同じ案件の打ち合わせを1つのノートブックにまとめておけば、決定事項がいつ変わったのかを横断して尋ねられるようになります。
議事録そのものの作り方はNotebookLMで議事録を作る方法|録音から決定事項・担当・期限までにまとめています。
なお、この機能が日本語の会議でどの程度の精度で動くかについて、今回の告知では触れられていません。
そのほかの動き
スプレッドシートが対話型のミニアプリになります
Googleは同じ8月13日に、Sheets canvasを発表しました。
Geminiに言葉で指示すると、スプレッドシートのデータをもとにした読み書きできるアプリを、コードを書かずに作れる機能です。
作られた画面と元のシートは双方向につながっており、画面側で変えた内容がシートにも反映されます。
例として、財務のダッシュボードやカンバンボードが挙げられています。
Rapid Releaseの環境では8月10日から、Scheduled Releaseの環境では8月31日から順次提供されますが、現時点ではウェブ版のみで、英語のアカウントに限られます。
表を読み込ませて質問する方向とは逆に、表そのものを触れる形にする機能だといえます。
https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/08/use-google-sheets-canvas-to-visualize-data.html
MicrosoftがCopilotアプリを統合し、一部の機能を終了します
TechCrunchは8月13日、Microsoftが個人向けのCopilotアプリとMicrosoft 365 Copilotを1つのアプリに統合すると伝えました。
あわせて、グループチャット、AIが生成するポッドキャスト、実験機能のCopilot Labs、Deep Research、そしてキャラクターのMicoが8月18日までに終了します。
有料の利用者には、Deep Researchの代わりにResearcherが用意されます。
Microsoftはこの統合を、より単純で一貫した体験にするためのものだと説明しています。
資料を音声に変えて聴く機能は各社がそろって伸ばしてきた領域ですが、そのうちの1つが利用の少なさを理由に畳まれることになります。
Gemini Notebookの音声概要を使っている方は、NotebookLMの音声概要の作り方|日本語で聴く手順もあわせてご覧ください。
新しい旗艦モデルGrok 4.6が公開されました
Grokシリーズの開発元は8月12日、新しい旗艦モデルGrok 4.6を公開しました。
長い時間動き続けるエージェントと、対話型・視覚的な制作を狙ったモデルだと説明されています。
Artificial Analysis Intelligence Indexの値は61で、GPT-5.6 Solと並んだとしています。
料金は入力が100万トークンあたり2ドル、出力が100万トークンあたり6ドルです。
公開と同じ日から、CursorとGrok Build、自社のAPI、そしてOpenRouterやVercelなどの提携先で使えます。
GoogleがPixel 11シリーズを発表しました
Googleは8月12日、Pixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XLの3機種を発表しました。
新しいTensor G6を搭載し、端末の中だけで動くGemini Nanoの処理が最大3.5倍速く、消費する電力は最大3.5分の1になったとしています。
価格はPixel 11が899ドル、Pixel 11 Proが1,099ドル、Pixel 11 Pro XLが1,299ドルで、発売は8月20日です。
手元の端末の中で完結するAIが速くなることは、外に出したくない資料を扱う場面の下地になります。
https://blog.google/products-and-platforms/devices/pixel/google-pixel-11-pro-xl/
まとめ
今日は、会議の記録と表計算という、毎日の仕事にいちばん近いところでGeminiの担当範囲が広がった日でした。
一方でMicrosoftは、使われなかったAI機能を畳む判断を示しており、機能を増やす動きと絞る動きが同じ日に並びました。
Sanbookは、NotebookLM(現Gemini Notebook)を仕事で使う人のためのコミュニティです。
作ったノートブックを公開したり、ほかの人の使い方を見たりできます。
NotebookLMを初めて使う方は、NotebookLMとは?できること・料金・始め方をまとめて解説から読んでみてください。
名称が変わった経緯はNotebookLMがGemini Notebookに改称|変わった点と変わらない使い方にまとめています。
参考:Google Workspace Updates「Take Notes with me for in-person meetings is now available」
参考:Google Workspace Updates「Use Sheets canvas to visualize data in custom, interactive mini-apps」
https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/08/use-google-sheets-canvas-to-visualize-data.html
参考:TechCrunch「Microsoft kills off unsuccessful AI features while merging its separate Copilot apps」
参考:xAI「Grok 4.6」
参考:Google「Google introduces Pixel 11, Pixel 11 Pro and Pixel 11 Pro XL」
https://blog.google/products-and-platforms/devices/pixel/google-pixel-11-pro-xl/
Sanbook
NotebookLMをもっと活用しませんか?
Sanbookでは、すぐに使えるNotebookLMテンプレートやスライドテンプレートを探したり共有したりできます。