2026年9月17日のAIニュース Gemini Notebookが音声対話に対応
GoogleがGemini Notebookに5つの新機能を追加すると発表しました。読み込ませたソースの内容について、モバイルアプリで声でやりとりできるリアルタイムの音声対話が約100の言語に対応し、講義やメモをその場で録音してソースにする機能も加わります。要約に図解やクイズを組み合わせた「学習の概要」も作れるようになります。このほか、対話型音声モデルのGemini 3.8 Live、AIエージェントによる代理決済、DeepL Voiceの感情表現の翻訳など、あわせて6件をまとめます。
今日は、読み込ませた資料について、声でやりとりできるようになった日です。
GoogleがGemini Notebook(旧NotebookLM)に、リアルタイムの音声対話と録音の機能を追加すると発表しました。
音声対話は約100の言語に対応し、まずGoogle AI Ultraの利用者から順に届きます。
そのほかにも、対話型音声AIモデルのGemini 3.8 Liveの公開や、AIエージェントによる代理決済など、あわせて6件の動きがありました。
今日の注目 Gemini Notebookが音声で対話できるように
Googleが、Gemini Notebookに5つの新機能を追加すると発表しました。
Googleの公式ブログに2026年9月15日付で掲載された内容で、日本ではImpress Watchが9月16日に伝えました。
1つ目は、リアルタイムの音声対話です。
モバイルアプリで、読み込ませたソースの内容をもとに声でやりとりできます。
段階を追った説明を頼んだり、話の途中でさえぎって聞き直したりできるとしています。
対応するのは約100の言語です。
提供は18歳以上のGoogle AI Ultraの利用者から始まり、Google AI Proなどへ順次広がります。
2つ目は、録音の機能です。
講義や思いついたことをその場で録音し、そのままソースとして登録できます。
録音が終わると、チャットや引用の対象になります。
公式ブログでは、出力言語を英語に設定している利用者向けに、ウェブとモバイルで翌週から提供するとしています。
3つ目は、レポートの「学習の概要」です。
要約に図解、クイズ、フラッシュカードを組み合わせた1つのレポートを作れます。
4つ目は、クイズの出題形式の追加で、短答式、複数選択式、穴埋め式が順次加わります。
5つ目は、約60秒のショート動画による解説で、80を超える言語に対応します。
ここからはNotebookLM(現Gemini Notebook)を仕事で使っている方への意味合いです。
これまでノートブックとのやりとりは、文字で質問して答えを読む形が基本でした。
音声概要は出来上がった音声を聞くもので、こちらから聞き返すことはできませんでした。
今回の音声対話は、資料の内容について声で質問し、その場で聞き直せる点が違います。
移動中や手がふさがっているときに、資料の内容を確かめる使い方が増えそうです。
録音の機能は、会議の記録を扱う手順を短くします。
これまでは別のアプリで録音し、ファイルを書き出してから読み込ませる必要がありました。
ただし録音は、まず出力言語を英語に設定した場合に提供されます。
日本語での提供時期は、現時点では公表されていません。
録音を資料として扱う手順はNotebookLMで議事録を作る方法|録音をそのまま入れて決定事項とTODOを出すにまとめています。
クイズと学習の概要は、研修資料やマニュアルの理解度を測る場面に使えます。
今ある機能の使い方はNotebookLMのフラッシュカードとクイズの使い方|資料が問題集になるをご覧ください。
https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-notebook/new-study-tools-september-2026/
そのほかの動き
Googleが対話型音声AIモデル「Gemini 3.8 Live」を公開
Googleが、対話型の音声AIモデル「Gemini 3.8 Live」を公開しました。
AI Watchが2026年9月16日に伝えた内容で、発表は9月15日です。
拡張性と費用の効率を設計の軸に据えたモデルで、複雑な処理に向けた「Extended Thinking」版もあります。
会話の中で97の言語を自動で見分けて切り替え、映像の入力もほぼリアルタイムで扱います。
Artificial Analysisの音声品質の指標で82.6、Big Bench Audioで97.7パーセントを記録しました。
生成した音声にはすべて、電子透かしのSynthIDが入ります。
StripeとMetaが連携、AIエージェント「Muse」が代理で決済
StripeとMetaが連携し、AIエージェント「Muse」が利用者の代わりに決済できるようになりました。
AI Watchが2026年9月16日に伝えた内容です。
Museは、9月9日にお伝えしたMetaのAIエージェントです。
利用者がStripeのデジタル財布「Link」のアカウントをMuseにつなぐと、人が介在しないまま取引を完了させる権限を与えられます。
Stripeはこれを、AIが商品を探し、比べ、買うところまで担う「エージェント型コマース」と呼んでいます。
対象は現在、米国の消費者です。
DeepLの音声翻訳が、ためらいや緊急性まで訳に反映
DeepLが、リアルタイム音声翻訳「DeepL Voice」の改良を発表しました。
AI Watchが2026年9月16日に伝えた内容です。
ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetで、話し手の声の特徴やトーンを保ったまま相手の言語で再生します。
今回の改良では、疑問の抑揚、ためらい、緊急性、高ぶった感情を訳に反映するようになりました。
対応するのは、日本語や英語、中国語、韓国語、スペイン語を含む14の言語です。
会議を自動で検出して字幕を重ねるWindows・macOS向けのデスクトップアプリも公開しました。
Metaがサブスク「Meta One」を発表、単体プランは月239円から
Metaが、AI機能を拡張するサブスクリプション「Meta One」を発表しました。
AI Watchが2026年9月16日に伝えた内容です。
Instagram、Facebook、WhatsAppにまたがり、Meta AIによる画像の作成や編集、動画の生成を提供します。
24時間の問い合わせ対応を担い、必要に応じて人へ引き継ぐ「Meta Business Agent」も含みます。
価格は単体プランが月239円から、個人向けの「Core」が月949円、事業者向けが月2,000円から52,000円です。
有料プランで何がどこまで広がるかの考え方はNotebookLMは無料でどこまで使える?無料版と有料版の上限比較が参考になります。
東急がAI画像解析で運転士のドア閉扉の判断を支援
東急電鉄とパナソニック コネクトグループが、AIの画像解析で運転士のドア閉扉の判断を支えます。
AI Watchが2026年9月16日に伝えた内容です。
ホームのカメラ映像から、駅係員の合図、乗り降りする人、白杖やベビーカー、車いすの利用者をAIが検知します。
運転士のモニターには、合図は文字、人は赤い丸、配慮が必要な利用者は緑の枠で表示されます。
対象は東横線の渋谷駅を除く各駅で、2026年9月17日から順次導入します。
一部の駅で2月から3月にかけて試験を行い、一定の効果を確認したとしています。
まとめ
今日は、AIとのやりとりが文字から声へ広がる動きが、資料を扱う道具と音声モデルの両方で同じ日に並びました。
一方でAIエージェントは決済まで担い始めており、どこまでを任せるかを自分で決める場面が増えています。
Sanbookは、NotebookLM(現Gemini Notebook)を仕事で使う人のための情報を集めたコミュニティです。
実際のノートブックの作例や、目的別の使い方は次のページからご覧いただけます。
参考:Google「Sharpen your study routine with new Gemini Notebook tools」
https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-notebook/new-study-tools-september-2026/
参考:Impress Watch「Gemini Notebook、音声で"対話"可能に 録音機能も」
参考:AI Watch「Google、低コストな対話型音声AIモデル「Gemini 3.8 Live」」
参考:AI Watch「StripeとMetaが連携、AIエージェント「Muse」が代理決済」
参考:AI Watch「ためらいや緊急性など感情表現も翻訳に反映!リアルタイム音声翻訳「DeepL Voice」」
参考:AI Watch「Meta、AI機能を拡張した新サブスク「Meta One」を発表。インスタ運用が便利に」
参考:AI Watch「東急、AI画像解析技術を活用し運転士のドア閉扉判断を支援」
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